井筒監督はあまり性格的に好きではないのだけれど、

前々から沢尻エリカが気になっていたので見てみました。


あまり期待をせずに見ているうちに、気付くといつのまにか映画の舞台に引き込まれていきました。

これがパッチギワールドってやつか!


舞台は高度成長期真っ只中の昭和中期。

朝鮮高校生と日本人高校生の対立を中心に、ある朝鮮高校生(沢尻エリカ)に恋心を抱く一人の日本人高校生(塩谷瞬)の恋模様を描く。


視点は朝鮮高校生側から描かれ、日本人高校生はどちらかというと悪者の役にまわっている気がする。

作品中にしきりに流れる、南北統一を願うイムジン河と、舞台の京都を二つに分ける(日本人と朝鮮人をわける)河をかけて、戦争時の遺恨を残す朝鮮と日本の関係が友好的になる事を、この作品を通じて監督は願っているのだろう。

 と 勝手に解釈。


なにはともあれ見てて気持ちが良く、なんとも後味のいい作品。さっぱりだね。

井筒監督が自画自賛するのもわかる 笑


イムジン河って曲がすっかり気に入った♪フォークも最高!